


広島県 尾道市にある、本とCDのお店 "紙片" さんの作ったCDです
耳触りがよく、何気なくかけていても邪魔せず、
でも不意に聞き入ってしまっていたり...
ぼうっと考え事をするにも、作業で没頭するにも、ゆっくり珈琲を飲むにも向いていると思います
邪魔せず、気負わず、あとからいい音楽だったなと思い出してしまうような音楽集です
自宅で聴くにも、ドライブにも、様々なお店のBGMにもお勧めです
-以下、紙片さんの記事の抜粋です-
hideyuki hashimotoさん(以下、橋本さん)と、『草稿』というCDをつくりました。ちょうどよくて、すごく好きなCDができたんです。
草稿
=花や木になる前の原稿、スケッチ
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『読書』というアルバムの制作中に
ピアノと足踏みオルガンで響きとひらめきを
スケッチするように録音した日常の記録。
音楽のある瞬間の完成を花や木に例えるなら
その周りに育った本作を『草稿』とする。
風にゆれる草、光る水面のような小曲集。
演奏 hideyuki hashimoto
装画 花松あゆみ
意匠 ⻆谷 慶(Su-)
整音 甲田 徹
発行 紙片
感謝 幡野広志 門坂やすよ
yatchi いろんなためいき
えほんやるすばんばんするかいしゃ
収録 26曲 70分
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このCDの始まりについて
『読書』というCDを作りたい、と橋本さん、yatchiさん、いろんなためいきさんにお願いしたのが昨年の夏。
今年の春、皆さんから曲が届き始めた頃に橋本さんから「実はまだスケッチのように録音したのが80曲くらいあって、、」と驚きの連絡。
それを聴かせてもらったら、すごく良くてひとつにまとめたくなりました。
それが今回の『草稿』です。
草稿のはじめの2曲は、僕が贈った本を読みながら弾いてくれた曲
「自然な音楽」というと大事なことが逃げてしまいそうですが、
橋本さんが暮らしの中でピアノを弾くということは、
とても自然なことのような気がしています。